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シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

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【フィギュア作り】衣笠さん竣工

こんにちは、田村です。

昨年の9月から、作ったり放置したりを
くり返していた重巡洋艦「衣笠」さんが、
よ〜やく完成しました。
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「はーいっ! 衣笠さんの登場よ!」
ここ一年間で、7体目となるフィギュアの完成です。
我ながら、飽きずによく作ったもんだ(汗)。
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過去に作った艦娘はぜんぶ空母でしたが、
満を持しての重巡洋艦です。
砲塔を作るのは面倒でしたが、
やっぱりハッタリが効きますね〜。
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カタパルトもお初装備です。
こうした形状が複製できるのか不安でしたが、
左右に二分割した上で、無事に複製できました。
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原型は、昨年10月くらいには
カタチになっていたのですが、
雪村あおいちゃんの複製を先行させたため、
ちまちま修正しながら半ば放置状態でした。
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年末から、折りをみて複製開始。
粘土に原型を埋めてからシリコンゴムを流します。
無茶な埋め方をすると、空気の逃げ場がなくなって
レジンが行き渡らなかったりするので、
なるべく部品の最大幅まで埋めるように、
特に後ろ髪の毛先部分などは、
慎重に埋めていきました。
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シリコンゴムが硬化したら、粘土をはがします。
そして、粘土があった側に離型剤を塗ってから、
こっちにもシリコンゴムを流します。
衣笠さんの全長は20cm弱。部品点数40ちょっと。
結果として、型は5つになり、5kgくらい
シリコンゴムを要しました。1kg3000円くらいなので、
型作りにかかった実費が1万5000円くらいになりますね。
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できた型を開き、
原型を抜き取ります。
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型をしばって、
レジンを流し込みます。
型の大きさに切った合板で挟むことで、
均等な圧力で型を閉じることができます、たぶん。
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流したレジンを取り出した状態。
レジンを流す湯口を広めに、
空気を抜く経路や周囲の余白にも
余裕を持たせました。
以前は、シリコンゴムを節約するため
なるべくスペースを減らしていたのですが、
うまくレジンが流れなかったり、周囲から漏れてきたりして
複製作業がえらいことになってしまったのですが、
今回はかなりスムーズに進めることができました。
なにごとも経験ですね〜。
最初に流し込んだレジンを取り出す時は、
ワクワクとドキドキです。
結果として若干の気泡は生じましたが、
髪の毛先まで、ほとんど欠損なく複製できました。
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複製した部品の一覧です。
各部品を「軸打ち」したり、それなりに加工は
必要ですが、ガンプラを塗装したり、少々改造する
ことができるスキルがあれば、組み立てることが
できるレベルにはなったと思います。
今回、ワンフェスでの展示、販売、サンプル提出用に、
32体分(たぶん)、複製しました。
複製をくり返すと、だんだんゴムが堅くなって
部品が外しにくくなってきました。
たぶん、40個くらいがゴム型による
複製の限界ではないでしょうかね。
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比較的、気泡や欠損が多い
初期ロットをつかって、
自分用の完成見本を作ります。
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艦橋の窓枠など、
自分の技術では複製できないと
あきらめた箇所は、この段階で追加工作したり。
あと、厚めになっているスカートの縁なんかも、
薄く見えるように削り込んだり。
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分割線や気泡を埋め、
持ち手を付けたら塗装準備完了です。
今回、肌色はレジンの白を活かしたまま
サフレス塗装するので、
透明サーフェイサーを吹きました。
グレーのサーフェイサーと違って、
塗ったところで微細なキズや気泡の有無を
確認しづらいのですが、最近は視力が衰えているので、
肉眼ではそもそも気になりません(汗)。
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ちなみに、腰の裏あたりから伸びる
長いリボンは、複製してないので、
プラ版から自作します。割と簡単なので、
ガレージキットを作るほどの方なら余裕ではないかと。
まず、短冊状にプラ版を切ります。
それをマスキングテープなどで抑えることで、
好みのカーブにします。
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いつも即席麺を作ってる小鍋に突っ込み、
かるくひと煮立ちさせます。
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熱でカーブが記憶されますので、
あとは適当な長さに切るだけです。

こうした組み立てや追加工作作業に
だいたい三日かかりました。
複製しつつ、原稿も書いたり、寝たりしつつなので、
塗装に至るまでの実作業時間は
10時間くらいでしょうか。
それに引き換え、いったん塗装が始まると
進捗は思いのほか早く、一日半くらいで
完了しました。もっとも、あいかわらず
塗装がへたで、特に瞳の書き込みは
我ながらもう少しどうにかならんかな〜という
レベルですが、今の自分では致し方ないです。
いずれもっとうまくなりたいものです。
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完成した衣笠さんです。

実艦は、あとから建造された
妙高級など1万トンクラスの重巡洋艦に比べると
地味な印象もありますが、艦娘としては激マブです。
かなり早く改二になりましたし、
我が「艦これ」攻略艦隊のエースです。

前回、昨夏に初参加したワンフェスでは、
開催当日まで徹夜で複製と見本作りに追われてしまい、
意識モーローで参加するという大失態を
演じてしまいました。デキもしょぼすぎましたし……。
その反省をふまえ、今回はマイペースかつ
ゆとりある進行を心がけました。
というわけで、2月8日のワンフェス開催日に
先んずること三週間にして、
すでに量産と見本作りを終えたのでした。じぶん、えらい〜。
だれもほめてくれないから自画自賛しときます。
サイクリングも時に孤独感のある遊びですが、
フィギュア作りは本当に孤独です(泣)。

今回は、説明書はもちろん、パッケージも
それなりのものを用意したいなと考えております。
本来、そういうの作るのは得意なはずなんで(汗)。

そんなわけで、ワンフェスに見に来てくれると、
それはとってもうれしいなって(照)。
by cyclotourist | 2015-01-14 18:22 | ひまつぶし | Comments(5)
Commented by ミウラSV at 2015-01-14 22:46 x
前の記事ではありませんが、あけましておめでとうございます。

衣笠ちゃん完成おめでとうございます。躍動感あふれる感じでいいですね!
やっぱ大砲はええです!!
アニメも見ました。装備がきちんと描かれているところに◎です。赤城と加賀の飛行甲板の装備位置が違うのは、実艦の環境の位置と関係してるんですね~、などと勝手に納得してました。
今年は北山さんのお誘いを受け、御前崎に行ってきます。ワンフェスはいけませんが、頑張ってください!
そして霧の艦隊で、京都のお兄さんをお迎えしましょう?!
Commented by すどう at 2015-01-16 09:01 x
正直、アニメには興味ありませんが、こんなものを造ってしまう田村さんに敬服致します。アッパレ(≧∇≦)
さてさて、来月の『とことん沖縄』にエントリーいたしました。年末からの風邪が長引いて、まだ病み上がり状態ですが、ぼちぼち始動したいと思っております。
Commented by cyclotourist at 2015-01-16 11:20
ミウラSV様
コメントありがとうございます。
どうにか完成させることができました。
これもミウラさんの
ご声援のたまものです、感謝です!
御前崎、楽しんでくださいね〜。

すどう様
コメントありがとうございます。
年末はご一緒できず、残念でした。
沖縄、自分もいこうかどうか、
検討中です。
ワンフェスの売り上げ次第かな(汗)。
Commented by まりきち at 2015-01-17 09:16 x
すごいですね~
複製工程を見るともう趣味の域を超えていますよね。

田村さんの作品でとても素敵なところは艦これ以前にちゃんと実艦のことを理解しているということが感じとれるんですね。

艦これのガレキディーラーだけでなく、公式の絵師さんも仕事を受けたときにはまったく艦艇の知識もなく描いたと思われるものも少なくないんですよね。
なので実艦からはずれたデザインをまた知らずにキットに起こすと余計に離れた形になってしまうのが多い中、田村さんは実艦も知ってらっしゃるのでちゃんとディフォルメの方向が正しく成されているところが見どころだと思います。
(なんか上から目線みたいですみません)

ぼくもフィギュアをイチから作ってみようかな~って夢想することは幾度となくあるのですが、こうして工程を見てみるとやっぱ無理だ~~

Commented by cyclotourist at 2015-01-17 18:36
まりきち様
コメントありがとうございます。
「実艦を理解してる」なんて言われると、
おおいに照れつつもうれしいです。
昔、WLシリーズをたっくさん作った
おかげですかね〜。衣笠さんのイラストは、
砲塔とか艦橋とか、実艦とかなり形状が
違うみたいですが、イラスト優先で
カタチにしたつもりです。
それでも実艦の雰囲気があるとしたら、
とてもうれしいですね。
フィギュア作りですが、まりきちさんの
プラモデル製作技術とセンスがあれば、
(絵もすばらしくお上手ですし)
楽勝だと思いますよ。
『フィチュアの教科書』という
新紀元社の本を読めばバッチリです!
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