ブログトップ

シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

cyclo.exblog.jp

航空観閲式

こんにちは、田村です。

先の日曜日、楽しみにしていた
ビックイベントを体験してまいりました。
それは「航空観閲式」。
航空自衛隊が総力を挙げて
開催する式典なのです。
これは、陸自の観閲式、海自の観艦式と代わる代わる
三年ごとに開催されています。

「観閲」とは、日常ではあまり聞き慣れない言葉ですが、
昔風に言えば、閲兵になるのでしょうか。
組織の長が、その部隊を見回って
士気を高める行事です。
自衛隊の場合、その長は総理大臣です。

観閲式と観艦式は、過去に拝見したことがあるのですが、
航空観閲式は今回が初体験。
その機会に恵まれたことに感謝しつつ、
当日は、ヒコーキ好きの父とふたりで出かけました。
d0211129_1523625.jpg
航空観閲式の開催場所は、百里基地。
茨城空港との共用基地ですね。
エプロンに三自衛隊の航空機が並び、
その向かいに設けられた長大なひな壇から
参加者は見学します。ひな壇の中央には
総理大臣が登壇します。
d0211129_157918.jpg
地上部隊が整列する上空を、
たくさんの航空機が飛来し、「観閲」を受けます。
あいにくの曇り空でしたが、予定どおり
各部隊、各種の航空機がやってきました。
はじめにやってきたのは、4機のF-15戦闘機でした。
d0211129_1516198.jpg
上空を通過する際、一機が
上昇して雲中へ消えていくという、
「慰霊飛行」でした。
d0211129_1592584.jpg
海上自衛隊の飛行艇、
US-1A、US-2 です。
d0211129_15102349.jpg
政府専用機。
いまはジャンボですが、近いうちに
B777に更新されることが決まりましたね。
d0211129_1511461.jpg
航空自衛隊の空中給油機、
KC-767です。給油のブームを下げてます。
d0211129_15121356.jpg
同じく早期警戒管制機、
E-767。背中のレドームが
ゆっくり回ってるのが印象的でした。
d0211129_1517215.jpg
F-2戦闘機の編隊。
d0211129_15181119.jpg
クルマに乗って、整列した隊員たちを
巡閲する安倍晋三首相。
巡閲後、ひな壇に戻られ、訓示がありました。
「すべての日本国民が、そして世界が、
諸君を信頼し、おおいに頼りにしています。その誇りを胸に……」
訓示は20分くらいでしょうか、自衛隊の存在や活躍の意義、
昨今の国際情勢をふまえた今後への期待などを、
雄弁に語っていました。昨今増えているという、
女性自衛官の活躍に
触れていたのも印象的でした。

訓示が終わると、さまざまな装備の
展示がはじまります。
d0211129_15241598.jpg
目の前を滑走していくF-4EJ改。
老兵ですが、F-15やF-2に混ざって現役です。
d0211129_15271570.jpg
おまちかねの飛行展示。
写真はアフターバーナーを焚いて急上昇するF-15。
クイックな機動と爆音が印象的でした。
d0211129_15283389.jpg
C-1輸送機と、その後継機となるXC-2が飛来。
親子ほどに大きさが違いますね。
d0211129_15321075.jpg
イベントの華、
ブルーインパルス。登場とともに、会場の熱気が
ぐんと増したようでした。
d0211129_15344761.jpg
精緻で華麗な飛行を披露。
d0211129_15353172.jpg
背面で編隊飛行とか、
想像を絶する技量だなと
心底おそれいりました。
d0211129_1536995.jpg
飛行展示の締めを飾ったのは、
T-4の大編隊でかたどった「60」。
今年は自衛隊創設60周年なのです。
d0211129_15381844.jpg
飛行展示のあとは、
地上に展示された各種の航空機を
間近に見学することができました。
d0211129_1552134.jpg
d0211129_15523072.jpg
d0211129_15524389.jpg
三種の戦闘機。
やっぱり戦闘機の人気が高いようで、
いずれも黒山のひとだかりができてました。
d0211129_15532954.jpg
ハンガー内に展示されたF-2では、
コクピットを覗き込むこともできました。
思いのほか狭いですね。
ここで何時間もひとりで操縦すると考えただけで、
パイロットって偉大だなあと思います。
d0211129_1774087.jpg
これは?
機関砲の射撃訓練用標的、との解説版がありました。

さて、居並ぶ自衛隊の現用機を眺めながら
展示エリアを進んでいくと……
d0211129_15585629.jpg
なにやら見慣れぬ機体と
おおぜいの見学者が……。
d0211129_176767.jpg
なんと、日の丸が付いたF-35Aです!
空自が導入を決めた、なにかと話題の
ステルス戦闘機です。
本家アメリカでも、まだテスト中らしい最新鋭機が、
もう空自仕様で日本にあるのか!? と驚きましたが、
モックアップ(実物大模型)らしいです。
それでも非常に新鮮で、既存の戦闘機とは
まるで違うスタイルに目が釘付けになりました。
カッコいいかどうかは微妙だと感じましたが……。
d0211129_1714631.jpg
モックアップとはいえ、
言われなければ本物と思えそうな完成度。
ロッキード製なのでしょうか。
d0211129_1715429.jpg
F-35Aのとなりには、
こちらも話題のオスプレイが展示されてました。
米海兵隊の実機です。
ニュース映像や写真で見る機会が多い
オスプレイですが、実機は想像以上に
大きく感じました。特にローターが巨大ですね。

こんな感じで、航空観閲式を
興味津々で堪能してきました。
こうしたイベントや基地を訪問すると
いつも感じるのは、自衛官のホスピタリティの高さ、です。
非常に紳士的で、親しみを感じる対応を
してくれます。兵、武人というと、野蛮なイメージも
ありますが、自衛官の印象は違うなあと思います。
自分のようなオタクで軟弱ものは、
一度くらい入隊したほうがよかったかも……
むろん、願い下げでしょうが(汗)。

昨今、不幸にして災害や事故が多いです。
そんな時、自衛隊の派遣を伝え聞くと、
やっぱり頼もしいなと思います。
とはいえ、有事はもちろん、災害派遣も少ないに
越したことはないので、
こうした晴れのイベントで自衛隊の隊員や装備を
知ることができる自分は幸せなのでしょうね。

さて、先月来、まともなサイクリングを
ほとんどしていないので、
来月は積極的に走りたいと思っております。
連休や週末の予定を、
サイクリングで埋めつつある今日この頃です。
by cyclotourist | 2014-10-29 17:33 | おしらせ | Comments(6)
Commented by ミウラSV at 2014-10-29 22:45 x
観閲式は3自衛隊の持ち回りだったのですか。知らなかった。
中学生の時の夏休みに当時の護衛艦に乗れるイベントがあり、千葉港から横須賀港へプチ航海した記憶があります。
近くで実機を見ると迫力がありそうですね。
F4に比べるとF2やF35のコクピットの高さの違い(もしかしたら風防の大きさかもしれませんが)に時代を感じました。
でも、百里にはファントムが似合いますね。
Commented by 竜胆急行 at 2014-10-31 01:04 x
観閲式!!いぃなぁ^^*私はまだ見たことないです…
F35は吸気口覗くとフィンが無いのでモックアップがモロバレですが… フツーの人はそんなとこ見ないかw
個人的には一番ヒコーキらしいF2が好きです。
操縦系統はどうなってるんでしょう?年式から当然
FBWになってると思いますが…
Commented by 腹ポ at 2014-10-31 09:40 x
302空の尾白鷲は、空自歴代のマーキングの中で一番好きです。
ちゃんと「三〇二」の文字が図案化されているのが素晴らしいです(^_^)
Commented by cyclotourist at 2014-10-31 18:25
ミウラSV様
コメントありがとうございます。
実機を見ると、模型も作りたくなりますね!
Commented by cyclotourist at 2014-10-31 18:29
竜胆急行様
コメントありがとうございます。
F-35は、実機の写真でも
インテーク内部にファンが見えないんですよね。
相当奥まってるのか、地上では
カバーで隠してるのかもしれませんね。
インテーク周りのデザインが、
レーダー反射の増減に効くらしいです。

腹ポ様
コメントありがとうございます。
空自のマーキングは、遊び心あるのが
けっこうありますよね。
Commented by まりきち at 2014-11-01 19:18 x
観閲式見物うらやましいです。

ぼくはまだオスプレイを見たことがありませんしもちろんF35(笑)も……
F35配備の際にはF2やF4改の洋上迷彩を施してほしいと思うのですが、やはりステルスということで独自のカラーリングというのは難しいのか、モックアップと同じグレーになるのでしょうね。
<< めぐすり 飯能さんぽ >>