こんにちは、田村です。
東京はすっかり初夏の陽気です。
梅雨入り前のこの季節は、サイクリングの
かき入れ時ですね。
そんなわけで、昨日は600kmブルベに参加してきました。
ランドヌ東京の「BRM517東京600kmぐるっと安曇野」です。
4時半にスタート場所の
川崎市民ミュージアム前に到着。
この時間にココに到着するまでが大変なのですが、
さすがにもう明るいですし、寒くもない季節になりました。
試走ではなく、本番のブルベに参加するのは久しぶり。
やっぱりみなさんと一緒に走るのは
楽しみですね。
『ランドヌール』誌にも寄稿いただいてる
HさんのBD-1。こ、これで600km……。
各部チューニング済みですが、豪脚の
Hさんならではの自転車選びですね。
ランドヌ東京のブルベで、
いつも真っ先にゴールしてくる
Kさんのロード。必要にして十分な
洗練されたブルベスタイルです。
海外ブルベのリポートでおなじみ、
Abさん(Iさん)と再会。
いつもながら爽やかな微笑みと、
爽やかなセパレブカラーのマキノ号です。
5時にスタート。
青梅までは、都市部を延々と走ります。
先日走った「関東一周」の終盤と同じ。
あまり好きな道ではありませんが、都内を抜けるまでは
しかたありません。
自分はコンビニでトイレ休憩したりして、
序盤からすっかり最後尾近くになってしまいました。
天気は晴朗なれど、
風は向かい風基調であんまりスピードが出ません。
50kmほど走って、
青梅の街外れのPC1に到着。
同じブルベを走る仲間たちと再会です。
自分のスポルティーフと、
ばっきー氏(Wさん)のマキノ号(奥)。
ツーリング車用のフロントバッグを装着されており、
すっかりツーリング車化しております。
遠からず、ツーリング車をオーダーしてしまうのではないでしょうか。
青梅や飯能を過ぎると、武蔵嵐山の
里山風景が広がります。
ここからがサイクリングの楽しさにあふれた道です。
この先、碓氷峠を越えて軽井沢に入り、
上田からは石仏の修那羅峠を経て安曇野へ、
そして善知鳥峠(うとうとうげ)、杖突峠を経て、
若彦トンネルを抜けて河口湖へ。そこから道志道で帰ってくるという、
なかなか壮大なルートが今回の600kmブルベです。
僕は修那羅峠を越えたことがないので、
かなり楽しみにしておりました。
しかし……。
飯能を過ぎたあたりから、
左ひざに違和感が……。
先週の「大阪〜東京」で傷めた左ひざが
本復してなかったようです。
そして、武蔵嵐山のわずかなアップダウンで
痛みを感じるようになりました。
力が入りません……。
まだ走行距離は90km。この段階でこの症状では、
仮に走り続けたとしても、相当な苦痛とダメージを
伴うことが容易に予想されて……。
あっさりとルートから逸れ、
東武東上線の武蔵嵐山駅へ。
ルートから数百メートル逸れるだけで、
この駅があることを知っていたものですから……。
しかも、自宅に近い池袋まで直通する路線。
DNFするには最善のポイントではあるのです。
というわけで、たった90kmほどで今回の
ブルベは終わってしまいました(泣)。
こんなこともあるんだなと、我ながら驚くやら情けないやら……。
ちょうど一緒に走っていた、ランドヌ東京のスタッフ仲間には
「横川まで走って、釜飯でも食べよう」と言われたのですが、
東武東上線の誘惑には勝てませんでした。
駅前には、奇しくも安曇野という
看板を掲げた居酒屋が。
いつもながら、輪行の
準備だけは早いです。
とっとと電車に乗り、昨日のお昼前には自宅に
帰ってしまいました。参加者のみなさんは、
今もまだ走っているはずです。
ご安全にゴールされることを祈っております。
こんなわけで、一週間経っても、
「大阪〜東京」のダメージは抜けてなかったのでした。
自分ではすっかり回復したつもりだったのですが、
体は正直というか、年相応に回復力が
低下しているのかも知れませんね。
今週はおとなしく過ごして、来るべき次の
サイクリングに備えたいと思います。
修那羅峠、越えたかったな……。