こんにちは、田村です。
昨日、ツーリングにおける
火器についてのブログを投稿しましたが、
しばらすると、忸怩たる思いが
込み上げてきました。
JETBOILとかEsbitとか、
持ってるだけで使ってもない火器を、ツラツラと
紹介したことが無責任のように思われて……。
とりあえずビール飲んで寝たのですが、
5時には眼が覚めてしまいました。
で、火力テストを実行することにしました。
まずはJETBOIL SOL(写真右)と、
PRIMUS 114ナノストーブです。
このふたつで500mlの水を沸かしてみます。
さすがガス、両者とも
煌煌と小気味よく燃焼します。
2分ほどで、JETBOILがグラグラしてきました。
さすがに早い!
ほどなくして、
PRIMUS 114ナノストーブも沸騰。
・水500mlの沸騰に要した時間
JETBOIL SOL
2分12秒 燃料消費:7g
PRIMUS 114ナノストーブ
3分19秒 燃料消費:9g
でした。
無風かつ室温16℃ほどという好環境下でもあり、
すばらしい効率を発揮してくれました。
さっそく朝食をいただきます。
JETBOILの専用コッヘルは
保温カバーがあり、直接口を付けるのは
事実上むりです。こうした容器入りの食材なら
問題ないですが、袋入りの即席麺とか、
コッヘルをそのまま食器にしたい調理の場合は
別にコッヘルが必要です。
燃焼効率はよいのですが、ツーリングで
実際に運用するとなると、
少々悩ましいことになりそうです。
さて、カップヌードルを食べたら、
trangia アルコールバーナーと
Esbit ポケットストーブスタンダードの
テストに入ります。早くしないと子供が起きちまう……。
プリムスで沸かした湯で
コーヒーを淹れ、
気長に待ちます。
Esbitには固形燃料を
2タブレット入れましたが、
7分経過後に消滅。さらに2タブレット投入。
ようやく沸きました。
・水500mlの沸騰に要した時間
trangia アルコールバーナー
9分18秒 燃料消費:21g
Esbit ポケットストーブスタンダード
12分28秒 燃料消費:4タブ(計16g)
でした。
やはりガスは偉大と言うべきか、
アルコールや固形燃料もがんばったと言うべきか?
ツーリング中、必ず外で調理すると決めてる時や、
峠などで速やかに暖かいものを食べたい時は、
やはりガスが便利でしょう。
もしかしたら使わないかもしれないし、
適当な東屋があるところで(風がない)
のんびりしながらちょっとコーヒーを飲みたいだけ、
そんな用途ならアルコールやエスビットもあり……
といったところでしょうか。
機材が安く、小さいのが魅力です。
いずれ近いうちに、ちゃんと
フィールドで各火器の実力を試してみたいと
思います。
なにはともあれ、使ったことがない
火器の実力(の片鱗)を知ることができ、
なんだかホッとしました。
早起きすると、やっぱり得だなあ(笑)。