こんにちは、田村です。
唐突ですが、誰しもひとつくらい
秘密を胸にしまって人生を過ごしてませんか?
情報、物、人との関係など、
今はまだ知られちゃあいけない
すっげえ秘密……。
現在、僕の最大の秘密がこれです。
だいぶ前から
マキノサイクルファクトリーさんで
建造中の最終決戦兵器。
ツーリング大好きの僕は、
ブルベもツーリング車で参加してきましたが、
参加者の9割はロードレーサーに
乗っております。
ブルベを視野に入れて製作した次世代型ツーリング車、
ケルビム・ランブラーでいくつかのブルベに参加し、
性能と幸運に恵まれて完走してきました。
ちなみにランブラーは、現在は故郷の今野製作所に
里帰り中で、ダウンチューブへのボトルケージ増設と
全般整備を依頼中。来るべき600kmブルベに
備えて英気を養っております。
さて、ハブダイナモのライトやディスクブレーキによる
高い全天候性を備え、ブルベで遺憾なく強みを
発揮してくれたランブラーですが、
他の方の一般的なロードより
重量がある自転車であることも事実。
しかし、市販のカーボン製ロードレーサーで
欲しいと思えるようなモデルは異常に高価ですし、
そのデザインやサイズ、機能が
完全に好みや用途と一致する製品はありません。
そこで、やはりスチールのオーダーメイドを決意。
サイクルファクトリーマキノさんが得意とする
薄肉大径パイプを使ってもらい、どこまで最新の
ロードに迫る(もしくは越える)性能を
コストパフォーマンスよく発揮できるか……。
また、同工房のビルダー、坂西さんには、
本誌Vol.6に興味深い原稿を寄せていただきました、
そこで語っていただいた
「硬いフレームのほうが疲れない」という、
通説を覆すような理論を、
身を以て試したいと思ったのが
オーダーの理由でもあります。
たとえば、晴天が予想されるブルベや
山岳コースが長いブルベはマキノ号で出陣し、
降水確率が高い場合、あるいは平地主体のコースでは
ランブラーを投入する……
そんなタイムボカン的な運用ができれば
理想的だなあと夢想しております。
いつもながら己の貧脚を棚にあげた発想です。
ちなみに、オーダーメイドでは
カラーリングが自由自在。
「赤がいいんじゃない」と
ボソッと言う牧野さん。
目の前には飲み終えたコーヒー缶が……。
その場の勢いで、
色見本に採用されたコーヒー缶(笑)。
今から完成が楽しみでしかたありません!
なお、この自転車の製作工程は
サイクルファクトリーマキノさんの
ツイッターでも
随時リポートされております。
その超絶工作の一端をぜひご覧下さい……
って、ぜんぜん秘密じゃないですね(笑)。
もう夏のボーナスの行き先が
決まってしまった田村でした。
おまけ
昨日のイベント、ミニラブで限定販売された
ピンク色の輪行袋(オーストリッチのちび輪バッグ)。
娘、大喜びでした。