こんにちは、田村です。
ゴールデンウィーク後半、みなさまは
いかがお過ごしですか。
先日の関西キャンプで、関西の皆様と
語り合う機会がありました。話題はやっぱり
「どこが良かった?」的な話になりますよね〜。
で、なにかのつながりで、木崎湖を見下ろすという
絶景林道、小熊黒沢林道の話になったのです。
「え、走ったことないんか〜」
すいません、実はないんですよ〜。走りたいと
ずっと思いつつ機会に恵まれず……。
そこで、今日は積年の願いを果たすべく、
ひとりで走りに行ってきました。
でも、小熊黒沢林道だけで長野へ行くのは
もったいないし、現代っ子(?)の僕は
新幹線が大好き。で、中央線+大糸線で
木崎湖に直行するのではなく、長野新幹線で
長野駅へ輪行し、大望峠〜嶺方峠〜小熊黒沢林道という
行程を考えたのです。
長野駅から北上し、
戸隠方面へ。するとループ橋が登場。
見た目はゴツいですが、基本的に勾配を緩和するために
作られているので、勾配は4、5%。淡々と走ることができます。
県道をつないで進むと、
これこれ、これだよね〜、と
一人で膝を打ってしまうような
冠雪が残る山が前途に現れます。
標高1055mの大望峠。
北アルプスがほどよい遠景で望めます。
戸隠まではクルマが多かったですが(さすがGW)、
ここから鬼無里まではぐっと少なくなり、
雰囲気がいい山村風景が続きます。
鯉のぼりの見事さは、
断然、都会より地方ですね。
うちも男子がいれば……怒られそうなので自粛…。
さすがに嶺方峠はお賑わい。
何度おとずれても、来てよかった〜と
思わせてくれる峠です。
白馬へ下り、南下してくと
青木湖が。山桜かな、木々が華やか。
それにしても、我がトーエイ号のフレームカラーが
まるで保護色のように、新緑になじみます。
青木湖で遅い(14時)昼食。
味覚にうとい僕ですが、
こりゃあ美味しいとうれしくなった蕎麦でした。
湖畔の民宿ですが、「主人の気が向いた時に営業する」そう。
登りましたよ、小熊黒沢林道。
数々の誌面で見てきた光景を、
ようやく自分も体験することができました。
このために三脚を持参した甲斐があったというものです(笑)。
しかし、予想以上に登りが険しく、ふもとから
たっぷり一時間かかりました。
しばし絶景を味わってると、ぽつぽつと雨が……。
夕立のように強くなる時もあり、
まあ、レインウェアもあるし、ライトもあるので
走れるとこまで走ろう……と思ったのですが、
今日はブルベではありませんでした(笑)。
下界まで降りれば、大糸線が走っていることを
今さらながら思い出し、信濃大町駅から輪行。
走行距離は90kmほどでした。当初は松本まで
走ろうかなと思ってましたが。
この自由さというか、
いいかげんさが一人ツーリングの魅力ですね(笑)。
しかし、松本から乗った特急は、さすがに
ぎゅうぎゅう……。まあ、いきあたりばったりで
帰宅できただけでもよかったです。
やっぱり信州はいいなあ〜。