こんにちは、田村です。
今日のお昼は、書店チェックをかねて
神保町に繰り出しました。
そして、書泉グランデさんという濃いめの
書店で手に入れたのが……
『
サイクルクリップ 2012』です。
表紙のイラストは、弊誌にも連載していただいてる
加藤アカツキさん。ほのぼのと素敵ですね。
この本は
「オタク視点で自転車文化をまるごと楽しむムック」
とのことで、昨年に続く第二弾です。
根っからの自転車好きにとっては
物足りない内容ですが、切り口が
気持ちよいくらい明確です。
特集は「木崎湖を走る」。
信州を代表するサイクリングエリアだから……
千国街道を訪ねて……
という切り口ではなく、
いわゆる聖地巡礼(アニメなどの舞台を訪ねること)なのです。
木崎湖周辺は
『おねがい☆ティーチャー』というアニメの
舞台。しかし、残念ながら僕はそのアニメを
見たことがなく、昨年は2回も木崎湖へ行きましたが、
「ふ〜ん」という感じでした。
しかし、続くページには
『
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の
聖地、秩父のリポートもありました!
基本、ガンダムかジブリかエヴァしか見ない僕ですが、
この“あの花”は見ました。
そして泣きそうになりました、まじで!
舞台が秩父ってのもポイント。
実は僕の母が秩父生まれだったりして、
意外と愛着があるのです。
あともうひとつ、「
ぴすとちゃん」という存在を
この本で教えていただきました。
なんと、名古屋けいりんPRの萌えキャラなのです。
う〜ん、オタク文化の広がりは
とどまるところを知りませんね〜。
まあ、だからなんだと言われたらそれまでなのですが(笑)、
こういう自転車本がいくつも出るというのは、
自転車を楽しむ人のすそ野が
広がってることの証明なんだろうなあと思います。
機会あれば、書店でチェックしてみては
いかがでしょうか。
それにしても……
弊誌『シクロツーリスト』で、
“あの花”の聖地巡礼ツーリングをやったら……と
夢想せずにはおれません。
西武鉄道や秩父鉄道の協力を得て、
完璧な決定版を12ページほどかけて……
しかし、本当にページを組む勇気はありません。
今のところ(笑)。みなさんは読みたいですか?
ほかにはこんな本を買いました。
陸海空、バランスがいいですね(笑)。
書泉グランデといえば、こっち系や鉄道本の聖地でもあります。
だから行くと手ぶらでは帰れないのです。