こんにちは、田村です。
ひょんなことからお誘いいただき、
今日は「BRM1001西東京200km道志みち」に参加してきました。
オダックスジャパン西東京主催のイベントです。
「ブルベ」です。
とうとう禁断の(?)世界に文字どおり脚を
踏み込んでしまいました。
いま、一部で熱いファンを増やしている
ロングライド系イベントの本流にして代表が
「ブルベ」です。
とは言っても、僕もまだ詳しくありません。
国内では
200km、300km(!)、400km(!!)、
そして600km(!!!)、1000km(!!!?)が
あるそうです。
それぞれ制限時間があって、200kmは
13時間30分とか。
それなら走れないことはないかも……と
楽天的に考えて参加申し込み。
し・か・し!
コースを確認してびびりました。
リンク先に
「ルートラボ」の地図があるので
見ていただければと思いますが、
東京の町田~秋山(雛鶴峠)~都留(道坂峠)~道志みち(山伏峠)~
山中湖~道志みち~宮ケ瀬~町田 のコースです。
ルートラボによると獲得標高3314m!!!
飛行機じゃないんだから〜。
しかし、申し込んだものはしかたありません。
しかも、あのニシヤマが参加すると言うウワサ。
退くことはできません!
当日のスタート地点にて。
写真左の、いかにもひとくせありそうな
おっさんがニシヤマです。
ニシヤマと言ってもご存じない方が多いと思いますが、
何を隠そう、昔は僕と机を並べていた
某エイ出版社の迷編集者です。
「旅する自転車の本」シリーズをはじめ、
クロモリ系やカスタム系の本はぜんぶ彼の手によるもの。
僕は当然、トーエイのスポルティーフ700×27Cで参加。
ニシヤマは古いデローザに20Cのタイヤ。
スタートは朝7時。
僕が住む池袋から、輪行+自走で
ここまで来るまでが大変だった……。
ブルベはレースではありません。
でも、個人的にニシヤマより後に
ゴールするわけにはいきません。
ツーリストである僕が、『シクロツーリスト』の名にかけて
いざ尋常に勝負!
ニシヤマ、なんなんだその笑みは。いやらしい……。
まだまだ序盤の秋山周辺にて。
ブルベのチェックポイントは指定されたコンビニ。
このレシートが通過タイムの証明です。
コース中、最高所の峠、道坂峠に到達し、
アームウォーマーを着る僕。
そういえば、このスポルティーフのデビューも
道志道でした。この峠も越えたなあ……。
紆余曲折と艱難辛苦を経て、
僕は16:51分にゴール。ほぼ10時間。長いようで
あっと言う間のブルベでした。
東京スタートで、これだけクルマが少なく、
走りやすい(標高差を除けば…)コースを
生み出してくれ、僕たちを走らせてくれた
オダックスジャパン西東京のみなさんに
まずは感謝です。
で、強敵(と書いて「とも」と読むのが『北斗の拳』)の
ニシヤマとの勝負はどうなったのか?
そもそもなぜ、僕はブルベに参加したのか?
そして、いかにして200kmブルベを走り切ることが
できたのか……
その詳細は、やっぱり記事にしようと思いました。
12月発売予定の『シクロツーリストVol.5』に
期待してください。
Vol.4もまだ書店に並んでないのに(週明けから並びます)
先のことばかりで申し訳ありません。
でも、今回は、
ここ最近のツーリングで諸先輩から学んだノウハウや、
ウェアを含めたアイテム、自転車のメンテ、体調管理など、
すべてを総動員してブルベに挑みました。
ブルベの主流自転車はロードですが、ツーリング車の
メリットや、ツーリストならではの
戦略(?)も発見できたと思います。
そしてブルベ自体の歴史やしくみなども
勉強して、『シクロツーリストVol.5』で
リポートしたいと思います。
どうぞ、ご期待ください!